「こんなに疲れてるのに毎日これが続くの?」——新社会人のリアルな叫び
毎年4月になると、SNSやまとめサイトには新社会人たちの"本音投稿"があふれます。今年も話題になったのが、「初出社を終えて帰宅したら疲れ果てて、ご飯を作る気力が全くない。これがこれから何十年も続くと思ったら絶望した」という投稿です。
この投稿には多くの新社会人から「わかりすぎる」「まさに今日の私」といった共感コメントが殺到しました。さらに、家事・育児・通勤を同時にこなすワーママや、きれいな暮らしを維持している人たちへの尊敬と「自分には無理では…」という率直な感想も綴られており、多くの人の心に刺さる内容となっています。
では、なぜ新社会人はこれほど疲弊するのでしょうか?そして先輩たちはどうやってこの壁を乗り越えてきたのでしょうか。
なぜ新社会人は「帰宅後に動けない」のか?
肉体的・精神的疲労の複合ダメージ
学生時代と社会人生活の最大の違いは、「気を張り続ける時間の長さ」です。授業中にスマホを見たり、少し気を抜く余裕があった学生時代とは異なり、職場では常に緊張感を持って行動しなければならない場面が続きます。
脳が緊張状態にさらされ続けると、肉体的な疲労以上に「精神的な消耗」が激しくなります。これは心理学的に「決断疲労(Decision Fatigue)」とも関連しており、一日中頭を使った後は、夕食の献立を考えるという「小さな決断」すらも著しく困難になります。